今回岐阜県に行った目的は・・・郡上八幡でした。
私は昔から「水がある風景」というのがとても好きです。
基本的に、川・滝・池・湖・沼・・・何でも好きなのですが、
そのなかでも「湧水のある風景」がいちばん興味があります。
水道の蛇口をひねれば水が飲める時代に、
湧水池や水路、洗い場などが住民の生活に密着しているというのは、
管理保全や水辺環境の整備の努力だと思います。
そんな昔ながらの光景を見ると、
「水の素晴らしさ」とか「大切さ」を実感できるような気がするのです。
郡上八幡は1996年「水の郷百選」に認定されました。
水の郷百選とは、
国土庁(現在の国土交通省)が水環境保全の重要性を広報するため、
地域固有の水をめぐる歴史文化や優れた水環境の保全に努め、
水を活かした町づくりや村づくりに優れた成果をあげている地域を
1996年(平成8年)3月22日に認定したもの。
この地域で、気になるところはいくつかあったのですが・・・
その前に町の様子を見てまわりました。
長良川最大の支流である吉田川が、市街地の中央を流れます。
城下町らしい、軒の低い町並み(職人町・鍛冶屋町など)が保存されているようです。